史跡廻国記
京都史跡記(三)
大阪史跡記(一)
兵庫史跡記(一)
旧山城国と旧摂津国の境界、現在でいえばほぼ京都府と大阪府の境あたりに位置する社「関戸明神」。立地からして塞の神(岐の神・辻の神・道祖神)をまつったものと想像されますが、現在の祭神は「オホナムチノミコト」と「アメノコヤネノミコト」(または「大智明神」)だそうな。
同所は山崎の関の跡地といわれ、関が廃されたのちには「関戸院」という宿泊用官舎がおかれていた由。思わず「ここから令制30里(約16km)以内にはちゃんと、桜井駅もあるわけだが、機能的カブリ具合とかはどうだったんだろう」とか考えた。
(平成某年某月某日識)