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鹿児島史跡記(一)

鹿児島史跡 H17.02.20

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鹿児島史跡 H17.02.21

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鹿児島史跡 H17.02.22

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鹿児島史跡 H17.02.25

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鹿児島史跡 H17.02.20(一)


秋田県 → 東京都 → 鹿児島県姶良郡溝辺町 → 鹿児島市

 平成17年2月20日、秋田県から午前9時5分発の飛行機に乗り込み、東京都は羽田空港へ移動。去る12月1日、新たに開設されたという羽田空港第2ターミナルに到着するも、羽田に来ること自体はじめてな私にはその変化ほどはわからない。「新しいと言えば新しいのかな」程度の感想をだく。

 とりあえず、ここで11時30分発の鹿児島行きの便に乗り換え、午後1時半前後に鹿児島空港へ到着。空港から鹿児島市内行きのバスに乗り込み、約1時間で市内中心部天文館で下車した。

後醍院真柱出廬之地碑

 まず以後、約1週間お世話になるかごしまプラザホテル天文館へ荷物を置きに行こうと決め、行動開始。
 左の写真はホテルへ向かう途中、近くの公園にて撮影した「後醍院真柱出廬之地」碑(出廬=「引退して世俗を離れていた人が再び官職などに就くこと」)。

 全国的に見ると比較的マイナーな部類に属す人物だけに一応補足しておくと、後醍院真柱は平田篤胤の門人で国学者、薩摩藩の御家騒動「高崎崩れ」(斉彬派と久光派の跡目争い)に連座して失脚。維新後、薩摩藩で廃仏毀釈を推進した急先鋒の一人。

 「薩摩藩は全国的にみても廃仏毀釈が徹底していた藩の一つと聞くけど、原因の多くはやっぱコイツなんだろうな〜」などと、平田篤胤と同郷者が思ったりもする。

鹿児島市加治屋町

西郷隆盛・従道誕生地跡

大久保利通生い立ちの地

 ホテルにチェックイン後、まずは西郷どんらの生誕地が点在する加治屋町へ移動。
 この周辺には「山本権兵衛誕生之地」碑、黒田清隆誕生地跡(近年、石碑が建立されたとも聞くが帰郷するまで知らなかったため石碑自体は未見)、高橋新八誕生地跡(のち村田家へ養子入)、「篠原国幹誕生之地」碑、「井上良馨誕生之地」碑、「村田新八誕生之地」碑、「吉井友実誕生之地」碑、「西郷隆盛従道誕生地」跡[右写真上]、岩下佐次右衛門宅跡、大久保利通生い立ちの地[右写真下]、「伊地知正治誕生之地」碑、帖佐為禎誕生地跡(のち黒木家へ養子入)、「大山巌誕生之地」碑、「黒木為禎誕生之地」跡、「東郷平八郎誕生地」碑などがある。

 ちなみに言う。上記のごとく石碑が大量に点在する加治屋町だが、その石碑のうち当時の場所を正確に現在まで伝えているものは意外と少なく、殆どのモノは当時との位置に結構なズレがあるらしい(村田新八誕生之地碑と高橋新八誕生地跡、黒木為サダ誕生之地碑と帖佐為サダ誕生地跡などはその一例)。

 それらミスの原因を「考証不足」と断じてしまうならそれまでだが、詳しいことについては当方も知らず。誰かご存知でしたら教えてぷりーず。

 んで、加治屋町周辺の史跡を先にあげた順番通りにまわり、最終的にはミュージアム維新ふるさと館前まで戻る。

大山巌誕生之地碑東郷平八郎誕生地碑

 途中、大山巌の碑[左写真左]が大層立派なのに対し、東郷平八郎の碑[左写真右]が比較的普通なのには少々違和感をおぼえた。
 「それぞれ陸軍・海軍の元帥経験者なわけだが、この扱いの違いは大臣経験の有無かね?」とテキトーな理由でもって納得しとく(「あと一人の将軍経験者・黒木為サダも陸軍大将までだしな」と)。

 なお維新ふるさと館とは、西郷隆盛などに代表される維新の英傑たちを多く輩出した同町にちなみ設けられた施設で、等身大のロボットやジオラマなどを駆使し「明治維新の熱い歴史を、わかりやすく、楽しく体感」することができらしい。
 しかし「めぼしい史料が展示されている、という訳ではない」らしいとも聞いていたため、この時は「それなら別にわざわざ寄らなくてもいっか」とばかりに同所をスルー。とりあえず、ここから高見橋方面に移動しよう。

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(平成某年某月某日識)

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