史跡廻国記
京都史跡記(三)
大阪史跡記(一)
兵庫史跡記(一)
撮影地:大阪府三島郡島本町東大寺あたり
水無瀬瀧。かつて藤原家隆に「せきいれし瀧」と詠まれた水量のおもかげはなく、後鳥羽院の御幸にあずかった栄誉も今はすでに昔。即興稚拙ながら「年ゝに くたるなかれの 八百なみた ひと水かれぬ おもひありとも」と、"時"と家隆詠-日吉奉納五十首 雑十首-「水無瀬山せきいれし滝の秋の月おもひ出づるも涙なりけり」を意識し(本歌に)詠んでみた。歌意と含意はそれぞれ御想像を。
(平成某年某月某日識)