史跡廻国記
京都史跡記(三)
大阪史跡記(一)
兵庫史跡記(一)
撮影地:大阪府高槻市古曽部町3丁目あたり
さきの「花の井」を出立後、由来を能因の手捻り(手ごね成形の焼き物)にも"一説として"仮託する「古曽部焼窯跡」をさがし暫しウロウロ。のち(発見できないまま)上掲の史跡「不老水」に到着。
ココもかつては名水をうたわれたらしく、伊勢や能因が愛飲・煎茶に利用したとか、花の井にうつった自身の姿に"老い"を自覚した能因が不老を願い飲んだ水だとか、伝説の仮託が目立ところ。ただし現在は飲用に適さないむね、説明板に注記あり。
「伝説の整合性を無理矢理維持してかんがえるなら、煎茶がまだモノ珍しかった中古ないし中世以前、ここの水が煎茶(むかし茶は薬用)に利用されたことから、"不老水"という名前がおこったのかな?」と強いて推測。そもそも、資料上確認できる年代はいつまでなのか、それすら全然知りませんがな。
(平成某年某月某日識)