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土崎神明社


秋田史跡 H22.09.26(〇〇三)

土崎神明社
撮影地:秋田県秋田市土崎港中央3丁目9-37/関連リンク:土崎神明社


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 佐竹氏とともに常陸国より移住してきた土崎の肝煎川口氏の氏神を、元和六年(1620年)湊城跡地へ遷座し、まつったことに由来する旧社格県社の土崎神明社。祭神は「神明社」のとおり天照大御神。拝殿も神明造りになってます。

 全国的に有名かまでは知らないが、秋田県下では「土崎港祭り」(土崎港曳山まつり)の例祭元としても著名。平成九年(1997年)には祭りの行事「曳山」が、国の重要無形民俗文化財に指定されたこともあって、鳥居のむかって左側には「土崎神明社祭の曳山行事指定記念」碑がたっている。

 同行事の発祥時期は不明だが津村淙庵の『雪のふる道』に、曳山の存在がしるされるので、寛政元年(1789年)以前発祥なのはとりあえず確実。

 明治一一年(1878年)七月、イザベラ=バードはこの曳山行事について、港は久保田の荷揚げ港で、このみすぼらしい町では神明(天照大神)という神の誕生日を祝って祭りをしている。低い灰色の家屋の上に聳えているものがあった。初めのうちは五本のものすごく大きな指に見えたが、やがて枝を黒い布でおおわれた樹木のように見えた。それから後は何に似ているのか分からなくなった。それは謎であった。(『日本奥地紀行 平凡社ライブラリー』)と、当時の祭への印象を外国人の目でつたえている。

 このころはまだ、樹木や山などの自然物を模した、ふるい造形の曳山だとうかがえる。……とはいえ私は港祭りも竿燈も、いまだ見たことがありません。兎角どこでもありがちな話し。

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(平成二二年一〇月二九日識)

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