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あ行

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英傑篇(武市半平太)

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武市半平太

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英傑篇 あ行 其之一


  • ある日のこと、朝早うに武市道場へ行ったら半平太さんが腕組みをしたまま、濡れ縁に立って、ジっと庭を見ておった。こういう姿をさいさい[度々の意]見かけた。半平太さんは青白い顔をして背の高い、面長の人じゃった

池元徳次

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  • [詮議の場で]いずれ惣分より貴方[半平太]を頭と見込み居ることに候ところ、斬奸のすじ『一つも知らず』といわれては何時までも御不審晴れず。晴れねば御作法の通り、いやとも[拷問を]せねばならず。然るに天下の人の知る貴方の事にて左様の事に至りては誠に不安
  • [半平太と田内衛吉とを比較し]なるほど[田内]衛吉は貴方と違い、ただ剛気な男にて所謂、猪武者なり

石川石之助

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  • [屏風囲いの詮議において]一体の御不審のすじ、貴方の巨魁の事は一国の人の見るところ、[中略]貴方の事ゆえにゴザゴザした事を挙げ『これはどおぞ、どおぞ』などと盗人の様にお尋ねはいたさず。義を唱える武士の事ゆえに有る事は有る、無き事は無きとこれは明白にいわるる訳なり[中略]既に[岡田]以蔵の申出は、あなたと[平井]収二郎と頭立て議を定め云々と[中略]明白の上はあなたも自分一人のところは云われてこそ志士の本意なるべし。かく御吟味なき辺も、右の事あらわれし上は名乗り出るこそ義士なり
  • [平井収二郎との交友を評し]大坂のこと[井上佐市郎暗殺]、平収[平井収二郎]かれこれ指揮せしよし。平収とあなた、真の同盟、よって共々議を定めしこと疑いなし
  • [種々の詮議に対する返答を評し]何事も知らぬという。然るはその方[半平太]は天下のことまで知っておることなるに、この御国のこと知らぬ道理なし
  • [贈位祭典後の宴会の席で]瑞山先生も殺したのは誠にあやまりであった

板垣退助

板垣退助

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  • 誠にお前[半平太]とまっと[もっと]一緒に居ったれば、よき事を覚えてワシも人が上がる

伊藤礼平

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  • [獄中の半平太と接し]なるほど武市半平太は聞きしに違わぬ豪傑の士なり
  • その罪をにくんで人をにくまざるは、これ聖賓の教えなり。半平太は稀代の業物にして、瑕があるかは知らねども、兎に角五郎入道正宗の作なり

上田定蔵(円増とも)

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  • 自分よりは一層慷概家で、朝廷のことを申せば涙を流すので、平生『天皇好』と綽名のある男[半平太のこと]があるゆえ、それを紹介しよう

大石弥太郎

大石弥太郎

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  • [半平太作建白書草稿を評し]これ壮弱輩の聞こえ善くするの文にて、業において行われ難き義、いまだ御内々のケン議もこれなきうち、村井[政礼]ごとき吐出すこと、言語道断。名利を貪るの甚だしきこと。君上の大事を存ぜざる者なり

小原輿一郎

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(平成某年某月某日識)

  • あ行 其之一

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