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京都史跡記(一)

京都史跡 H14.11.01

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京都史跡 H14.11.02

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京都史跡 H14.11.03

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京都史跡 H14.11.04

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京都史跡 H14.11.01(三)


中京区下丸屋町 → 中京区四条烏丸

 すでに日没、これから数日間お世話になる旅館にチェックインしなければならない時刻は午後7時。刻一刻とタイムリミットが近づいてくるなか、ぼちぼち旅館のある方角に足をむける。場所は西本願寺興正寺のすぐそば、堀川通り七条上ル東側。まだ地理不案内の私には現在地(河原町二条)から徒歩で何分かかるのかは解らない。とりあえず市内を見てまわる意味もかねてテクテク行動を開始する。

 まず旅行まえ予め検索しておいた歴史系古書店のうち、近場にあった2店赤尾照文堂キクオ堂書店をみてまわる。

薩摩屋跡

 うち一軒の店で龍馬会作の桔梗紋入扇を¥1,500で発見。ちょっぴり食指もうごいたが結局購入は見送り、気になる歴史書をいくつか手にとって購入を思案。「いま買うと初日の時点で荷物が嵩張りそうだ」とまたも見送りを決定。後日の来訪を考えつつ古書店をあとにし蛸薬師通りから寺町通り、やがて錦市場商店街にいたった。

 錦市場とは、その名が示すように錦小路通りをはしる長さ約400mの商店街で、別名「京の台所」とも呼ばれる食材市場である(と手元のガイドブックに書いてあった)。

 ちょうど今朝から昼食をすっとばし、何も口にしていないこともあって「せっかくの旅行だし」と軽く小腹を満たせそうなモノがないか、あたりを物色しながら道をあるく。

 途中、道が柳馬場通りに掛かったところで一端北折、西郷吉之助や有馬新七ら薩摩藩士が定宿にしたという鍵屋直助方こと薩摩屋の跡[右写真]をデジカメにおさめる(もう真っ暗で写真じゃ殆ど判別不能)。

 ここ薩摩屋は石碑はもちろん遺構すらのこっていない場所なので、事前に調べた住所をたよりに粗方の見当をつけ撮影してみた。次回があればもう少し情報を精査し、どうかにしたい反省点の一つ。

 撮影後、錦市場へ歩をもどし、商店街の豆腐店こんなもんじゃにて豆乳ドーナツを購入。食味に対し「家でつくるホットケーキに近い味かな」との感想を抱きつつ、東洞院通りを南下。錦小路薩摩藩邸の跡、つまり大丸百貨店の北西部をデジカメにおさめ、四条烏丸の駅ちかくまで到達。あたりはすっかり夜そのもの。

中京区四条烏丸 → 下京区菱屋町

 四条烏丸まで来たことで「この日のうちにまわり切れたら御の字か」と考えていた本日の予定は一応完了。

 急き立てる日没のため、不満ののこる撮影にはなったが撮影自体は所詮オマケみたいなもんなので廻り切れただけでも良しとしておこう。

 とりあえず「後日都合がつくようなら、また足を運べばいい」と割り切り、つぎは松本奎堂邸跡と赤松小三郎殉難地をもとめ東洞院通りを南下。しかし天誅組三総裁の一人 松本奎堂の邸宅跡(仏光寺通りと東洞院通りの交差点南西角にあるらしい)は発見できず、中村半次郎らに斬殺された赤松小三郎の遭難碑(東洞院通り五条下ル)もまた発見不能だった。

 この日目標としていた史跡のうち常楽寺、西導寺、土佐稲荷神社、佐久間象山寓居跡、桂小五郎像、長州藩邸跡・松本奎堂邸跡・赤松小三郎殉難地といった計8つの史跡について、不満足な結果に終わった。ただ「これも旅の思いでの一つ」と考えれば趣きがあるだろう(と負け惜しみを言ってみる)。

 一橋慶喜らが文久三年上洛のさい滞在した東本願寺を横目に七条通りを経、間もなく本日の宿 魚岩旅館に到着。合流を予定していた連れの到着が急遽明日にずれこんだため、この日は一人で一室を使いきる。明日の準備をととのえ「一人で夜更かししてもしょうがない」とばかりに今日はトッとと寝る。二日目の予定は嵯峨嵐山方面。

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(平成某年某月某日識)

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