京都史跡記(一)
京都史跡 H14.11.01
京都史跡 H14.11.02
京都史跡 H14.11.03
其之八
京都史跡 H14.11.04
史跡廻国記
京都史跡記(一)
京都史跡記(三)
兵庫史跡記(一)
休日なんだから当たり前かも知れないが、八坂神社の境内[右写真]に入るとやけに多い人の数が目についた。
それもそのはず、当日は所謂「七五三」にあたっていたようで、着飾った親子づれを頻繁に見かける。
ちなみにこの八坂神社。祭神は牛頭天王と同神とされるスサノオノミコトとクシイナダヒメノミコト・ヤハシラノミコガミの三神。
牛頭天王といえば疫病や防災除けの神としても知られるが、八坂神社では商売繁盛の神としての側面がつよい。これはスサノオノミコトの神徳に五穀豊穣がそなわっていることと関係があるだろう。
ワタシも実家の商売繁盛を願い、御賽銭と商売繁盛の御守を購入。御守の値段が1,500円もするのに驚いたが、素直に「1,500円以上のご利益ならありましょうよ」と思うことにしておく。とりあえずこれで、親父への良いお土産ができた。
八坂神社といえば朝廷からもあつい信仰をうけ、和宮が江戸へ降嫁するさい、その参拝におとずれたことが知られ、三条実美・姉小路公知といった両勅使も江戸下向のさい、土佐勤王党を中心とした扈従者たちと旅の安全を願って同社をおとずれている。
ワタシの場合、土佐勤王党の人々が訪れた場所という点にまず心惹かれるまま境内をぐるりと散策後、隣接する円山公園へ足をはこぶ。同公園には坂本龍馬・中岡慎太郎の並列像[下写真]があるためだ。
公園の敷地内にはいり暫く東へすすんだところにある上の銅像を「お〜、絵になりますなぁ」と内心で喜び、我ながら執拗かと思うほど何枚もデジカメにおさめ、ホクホクした表情のまま園内をブラブラと散策。つぎの目的地へむけ移動する。
今度は横井小楠がねむる南禅寺塔頭天授庵へむけ出発をしよう。
(平成某年某月某日識)