京都史跡記(一)
京都史跡 H14.11.01
京都史跡 H14.11.02
其之七
京都史跡 H14.11.03
京都史跡 H14.11.04
史跡廻国記
京都史跡記(一)
京都史跡記(三)
兵庫史跡記(一)
連れとの合流まで若干の時間的余裕があることを確認し、昨日は入りそびれた龍馬ギャラリーでも見ておこうと創作木工芸酢屋へと北上。
途中、入りそびれていた常楽寺と西導寺[左写真]にも立ち寄るが前日同様、敷居にはばまれ境内には入れそうにもない。ここは素直に撤退する。
やがて酢屋にいたり、店舗脇の碑をデジカメにおさめていたところ店内から出てきた店長とおぼしき初老の男性から「何なら説明しましょうか?」との親切なお言葉をいただいた。
このときは待ち合わせ時間もあり、断腸の思いながら「一応、それなりには知ってますんで」と不遜な言い訳。これを執筆している今現在、当時を思い出しては激しく後悔赤面中。なんとも苦い思い出です。
んで、酢屋店内では明日から開催される「龍馬への手紙展」のため肝心の龍馬ギャラリーは閉鎖中とのこと。どうやら今回の私はつくづくタイミングに恵まれないらしい。
しょうがないので、昨日はゆっくりと見ていられなかった木工商品をながめる。今回は記念の意味もこめて、木彫りの湯呑み茶碗を祖父のお土産用に購入。しばし湯呑みを包装してもらうあいだ、一杯のお茶を頂いたので一息つく。包装完了後、お茶のお礼をのべ酢屋をあとにし、合流予定の京都駅へ向かった。
駅まで徒歩でむかえばボチボチ時間的にちょうどいい頃合い。河原町通りの本屋数店で興味をひかれる書籍がないか探しながら、エッチラオッチラ南へとすすむ。
いっそのことバスで駅に向かってもよかったのだが、市内道路では渋滞が激しくなる時刻なので「いまさら急ぐこともあるまい」とノンビリ道を歩く。
道すがら本日の時間配分やルート、バスの使用方法などについてアレコレ反省。蛸薬師・新京極・錦小路の各通りをへて、昨日は真っ暗で自身納得のゆく撮影ができなかった西郷吉之助寓居(薩摩屋)跡[右写真]にいたる。
南下中うすうす「間に合うまい」とは思っていたが、あたりは日没のため案の定、良好とはいえない明度になっている。
撮影後、錦小路薩摩藩邸跡をへて烏丸通りに道をうつし駅までそのまま直進。途中の東本願寺を撮影しようかとも思ったが明度の都合上、眺めるままに素通りし何事もなく京都駅へ到着。奈良での観光を楽しむ連れの到着を待つあいだ京都駅ビル専門店街 The CUBE・JR京都伊勢丹にて土産物なんぞ見ながら時間をつぶす。
やがて連れの到着後、一人暮らしに比すれば「月とスッポン」ほどの差がありそうな夕食を摂り、ちかくのコンビニでお茶を購入。昨日と同じ旅館へともどり、本日の予定はコレにて完了。「一人旅ってのは日中の行動には都合が良いけど、旅館で一人になると空しくてしょうがない」と実感した二日目の夜。
明日三日の予定は東山方面。
(平成某年某月某日識)